室内型湿度・温度・CO₂トランスミッタ

HD4517  湿度+温度トランスミッタ
HD457B  温度+CO₂トランスミッタ
HD45B    CO₂トランスミッタ
HD4617  湿度+温度トランスミッタ
HD4617B  湿度+温度+CO₂トランスミッタ

■湿度、温度に加えてCO₂測定、露点温度演算が可能
■CO₂測定には精度・信頼性の高い二波長NDIR方式を採用
■DC0~10V、DC4~20mA、RS485、リレー出力が選択可能
■USB電源により設置・配線前のパラメータ設定が可能

HD45□□およびHD46□□シリーズは、機種により以下の環境要素の測定、制御が可能な室内型トランスミッタです。何れの機種もオプションで液晶ディスプレーを備えることもできます。
● 相対湿度(RH)
● 雰囲気温度(T)
● 二酸化炭素(CO₂)
● 露点温度(DP、演算値)

このシリーズのトランスミッタは室内環境の空気質のモニタリングに適しており、人々の集うビルや公共・商業施設(学校、病院、劇場、ホール、職場、食堂など)における空気質のチェックが主な用途です。
HD45□□、HD46□□シリーズの機能により、空調施設(温度、湿度)や換気システム(時間当たりの空気リサイクル量)の管理が可能で、“ASHRAE”や“IMC”規則に準じる良好な空気質と、省エネルギーという、ふたつの目的が達成できます。
出力はアナログ電圧DC0~10V、電流DC4~20mA、または、PCに接続できるModbus-RTUプロトコルのRS485で構成されており、後者では、複数のトランスミッタを同じネットワークに接続することが可能です。
相対湿度RHの測定には静電容量タイプのセンサを使用しています。HD46□□シリーズでは、相対湿度および温度のセンサが、それぞれの校正データとともに、簡単に取替えができるモジュール形状で本体に含まれています。これらのシリーズのトランスミッタは露点温度の情報も演算できます。
温度Tは高精度のNTCセンサで測定します。
CO₂(二酸化炭素)の測定は特殊な赤外線方式のセンサ(NDIR:非分散型赤外線吸収法)によって行います。この方式は、その二重フィルタと独特の測定方式により、正確で長期安定性に優れた測定を確実にします。この赤外線方式のセンサは保護メンブレンを備えており、センサをほこりや空気中の不純物から保護し、センサの長寿命を実現します。HD45□□、HD46□□シリーズのトランスミッタは壁掛けが可能で、センサはすべて本体ケース内に収納されています。
トランスミッタはすべて出荷前に工場で校正されており、設置に際しての調整は不要です。
HD45□□、HD46□□シリーズのトランスミッタは使い易く、すべての機能がユーザーによって設定できるため、様々な用途分野における多様なニーズを満足できます。

◆ソフトウェアボタンは、最新のバージョンをダウンロードしていただけるよう、英語オリジナルサイトに直接リンクしています。

アナログ出力、RS485出力何れの出力タイプにも付加できるリレー出力は、測定される環境パラメータが、ユーザー設定が可能な設定値を超えた時のモニター信号として利用できます。このリレーの起動はLEDによって表示されます(HD45□□Rのみ)。リレー動作を、測定値が設定値を上回ったとき、または下回ったときに起動するモードに設定する、あるいは、1設定値、2設定値を選択することにより、リレー出力が多用な用途に利用できます。設定値は測定範囲の全域にわたってユーザー設定が可能です。液晶ディスプレー付の機種では、測定の即時値が目視確認できます。
HD46□Rは、シンボルマークが付されたLEDの点滅により、現在の空気質レベルを段階表示できることを特長としています。
トランスミッタのすべての機能は、トランスミッタをPCに接続することにより、手早く、直観的に設定することができます。
トランスミッタはメーカー標準設定で出荷されるため、すぐに使用することができますが、ご要望により任意の設定で供給することも可能です。
HD46□□シリーズはキーボードを装備することができ、これによりトランスミッタをPCに接続することなく、機能の設定が簡単に行えます。キーボードを備えた機種は、押しボタンで点灯が可能なバックライト付ディスプレーを備えています。 リレー出力を備えたHD45□Rは、あらかじめ設定された設定値の中から任意の設定値を素早く選択できるスイッチを備えています。
HD45□□、HD46□□シリーズのすべての機種が測定値の連続的な“ロギング”が可能で、ログデータはPCに転送できます。 当シリーズのトランスミッタは電源電圧AC24VまたはDC15~35Vで駆動します。

テクニカルデータ:測定センサの特性

■相対湿度RH (HD4517□□、HD4617□□、HD4617B□□)

センサ静電容量型
測定範囲0~100%RH -40~+85℃ 露点温度Td
センサ動作温度範囲-40~+80℃
精度


※露点温度については下表にて
温度範囲15~35℃:±1.5%RH(0~90%の範囲)、
±2.0%RH(上記以外の湿度範囲)
上記以外の温度範囲:±(1.5+1.5%rdg)%RH
分解能0.1%RH
温度依存性全温度範囲において2%
ヒステリシスおよび再現性1%RH
応答時間(T90)<20秒(空気流速2m/s、安定温度にて)
長期安定性1%/年

■温度T (HD4517□□、HD457B□□、HD4617□□、HD4617B□□)

センサNTC 10kΩ
測定範囲-30~+85℃(-22~+185°F)
精度電圧出力±0.2℃±測定値の0.15%(0~70℃の範囲)
±0.3℃±測定値の0.15%(-30~0℃、70~85℃の範囲)
電流出力±0.5℃±測定値の0.15%(-30~+85℃の範囲)
分解能0.1℃
応答時間(T90)<30秒(空気流速2m/sにて)
長期安定性0.1℃/年

■二酸化炭素CO₂ (HD457B□□、HD45B□□、HD4617B□□)

センサ二波長NDIR方式
測定範囲0~5000ppm
センサ動作温度範囲0~50℃
精度±(50ppm+測定値の3%)、20℃、1013hPaにて
分解能1ppm
温度依存性0.1%FS/℃
応答時間(T90)<120秒(空気流速2m/s、安定温度にて)
長期安定性測定値の5%/5年

テクニカルデータ:トランスミッタ本体の特性
測定周波数3秒毎1測定サンプル  タイムスタンプなし
データ保存容量2,304データ
データ保存インターバル30秒、1分、5分から選択
保存値は選択インターバル中の3秒毎測定値の平均値
シリアル出力USB対応シリアル出力 RS485 Modbus-RTU
(アダプタ付mini-USB/USBケーブル、型式RS45またはRS45I)(HD45□□S、HD46□□Sのみ)
※汎用USBケーブルは使用できません。
保存データの保全無期限に保全
アナログ出力DC0~10V(RLmin>10kΩ)(測定範囲外DC11V出力)
DC4~20mA(RLmax=400Ω)(測定範囲外DC22mA出力)
リレー出力2ステートリレー(HD45□□R、HD46□□Rのみ)
接点容量:最大1A、DC30V、抵抗負荷にて
供給電源AC24V±10%(50/60Hz)またはDC15~35V
消費電力100mW(電流出力を除く機種)
400mW(電流出力機種)
安定化時間15分(定格精度を保証するための時間)
本体の動作温度範囲0~50℃
本体の動作湿度範囲0~90%RH、結露なきこと
外形寸法80×80×30mm(HD45□17□□)
80×80×34mm(HD45□B□□およびHD45□7B□□)
120×80×30mm(HD46□17□□)
120×80×34mm(HD46□17B□□)
重さ50g
本体ハウジング材質ABS樹脂(保護等級IP30)

露点温度の精度(℃)
相対湿度(%)
1030507090100



 温
 度
(℃)
-200.920.490.300.22--
01.050.560.350.250.200.18
201.180.750.450.340.270.23
501.270.880.560.420.330.30
1001.301.170.760.580.470.42

※露点温度は相対湿度および温度の校正精度に依存する演算量です。

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