熱電対トランスミッタ
HD778TR1 DIN丸型ヘッド用
HD978TR1 DINレール用
HD978TR2 表示付 HD978TR2
HD778-TCAL 微電圧発生器
■DC4-20mA出力熱電対(K・J・T・N)温度トランスミッタ
■熱電対入力スケーリング可
■微電圧発生器(HD778TCAL)

HD778TR1、HD978TR1およびHD978TR2はK、J、T、Nの熱電対入力に対するスケーリングが可能な2線式、4~20mA出力の温度トランスミッタです。 熱電対からの電圧信号をリニアな4~20mAのアナログ出力信号に変換します。デジタルデバイスの採用により優れた精度と安定性を実現しています。 4~20mA(または20~4mA)出力に対応する温度範囲を、それぞれの熱電対の測定範囲内で自由にスケーリングできます(但し、最小スパンは50℃)。熱電対の範囲とタイプはディップスイッチで簡単に設定できます。 トランスミッタにはLEDが備わっており、設定操作中のアラーム状態(センサの接続不良など)を警告表示するため、非常に便利です。トランスミッタには逆接保護も備わっています。 HD778TR1は特にDIN-B丸型ヘッドに装着するよう設計されています。HD978TR1およびHD978TR2は35mmのDINレールへの装着に適しています。4~20mAのアナログ出力に加えて、HD978TR2は3½桁(文字高さ10mm)デジタルディスプレーを備えており、測定温度が表示されます。
テクニカルデータ (20℃、DC24Vにて) | HD778TR1 | HD978TR1 | HD978TR2 | |
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入力 | センサ | 熱電対K、J、T、N | ← | ← |
接続 | 2線式 | ← | ← | |
測定範囲(熱電対) | K: -200~+1200℃ T: -200~+300℃ J: -200~+ 800℃ N: -200~+1200℃ | ← | ← | |
直線化 | EN60584-1-2、ASTM E230-ANSI(MC96-1) | ← | ← | |
初期設定範囲 | Tc= K、 範囲= 0~1000℃ | ← | ← | |
最少測定範囲 | 50℃ | ← | ← | |
変換速度 | 2回/秒 | ← | ← | |
精度 | ±0.04%FS±0.04%rdgまたは0.5℃(何れか大きい値) | ← | ← | |
冷接点温度範囲 | -30~+80℃ | 0~70℃ | ← | |
動作温度 | -30~+80℃ | 0~70℃ | ← | |
保存温度 | -40~+80℃ | ← | ← | |
出力 | 出力タイプ(※) | 4~20mA(または20~4mA)、 2線接続センサの接続不良その他の時22mAを出力 | ← | ← |
分解能 | 4μA | ← | 4μAディスプレー 0.1℃:温度<200℃ 1℃:温度>200℃ |
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供給電源 | DC9~30V(逆接保護) | ← | ← | |
対DC電源電圧 変動感度 | 0.4μA/V | ← | ← | |
負荷抵抗 | RLmax = (Vdc-9) / 0.022 RLmax = 625Ω、Vdc = DC24Vにて | ← | ← | |
入力/出力絶縁 | DC50V(250Vにて確認) | ← | ← | |
赤色LED | 設定操作中、熱電対の異常、非接続に対して点灯 | ← | ← | |
ウォームアップ時間 | 2分 | ← | ← | |
動作温度 | -30~+80℃ | ← | ← | |
保存温度 | -40~+80℃ | ← | ← | |
※:測定温度Tが設定範囲T1~T2(T1<T2)の範囲外の場合、トランスミッタはT<T1およびT>T2に対する電流を、それぞれ10℃の幅において一定に保持します。 |