天空散乱日射計 PYRAsense スペクトラリーフラットクラスB

LPS120P0μV出力 LPS120C0DC4~20mA出力 LPS12M00/TRS485出力 LPS12MA0/TRS485+アナログ出力

■ISO9060:2018に準拠する天空散乱日射計
■放熱性、温度特性に優れたコンパクトで丈夫なケース設計
■ISO17025認定ラボ(JCSS同等)に裏打ちされた精度と信頼性
■内部診断センサ(RS485出力)によるメンテナンス性の向上

LPS12シリーズは散乱日射のみを測定することができる遮蔽リングが標準付属しており、クラスB全天日射計LPS02に取付けて使用します。

このシリーズの日射計はすべてサーモパイルセンサの測定原理に基づいています。この測定原理では外部からの電源供給なしでμVの測定信号が得られます。DC0/4~20mA、DC0~1/5/10VまたはRS485 Modbus-RTU出力を使用する場合は外部からの電源供給が必要です。これらの出力は常にW/m²に関係付けられており、ソーラーパネル全面に対する日射量との関係性を得ることができます。
RS485 Modbus-RTU出力モデルには内部診断センサが搭載されており、日射計の動作状態を監視し、メンテナンスの必要性を事前に予測できるため、常に信頼性の高い測定を実現します。同モデルはPCアプリケーションソフトウェアDATAsenseにより、アナログ出力などの設定変更や、測定値のリアルタイムモニタやファイル保存が可能です。
すべてのセンセカ(旧デルタオーム)製日射計は電気的なシステムが筐体から完全に絶縁されるよう設計されています。これにより、日射計に追加的な絶縁処理を施すことなく、金属を含むあらゆる設置面に取付けることが可能です。

■テクニカルデータ
センササーモパイル
代表感度6~12μV/(W/m²)またはPV標準化7μV/(W/m²)
測定範囲0~4000W/m²(デフォルト:0~2000W/m²)
視角2πsr
スペクトル範囲(50%)283~2800nm
動作温度/湿度-40~+80℃、0~100%RH
出力アナログ出力μV/(W/m²)
アナログ出力4~20mA
デジタルRS485 Modbus-RTU出力
デジタルRS485 Modbus-RTU出力+アナログ出力:0/4~20mA、0~1/5/10Vより設定可能
供給電源不要:μV/(W/m²)出力
DC10~30V:0/4~20mA、0~1V、0~5V出力
DC15~30V:0~10V出力
DC7~30V:RS485 Modbus-RTUのみ出力時
消費電流LPS12M0□:DC24Vにて15mA、DC12Vにて21mA
その他モデル:DC24Vにて≦37mA、DC12Vにて≦43mA
接続方法4極M12コネクタ:LPS120C0、LPS120P0
5極M12コネクタ:LPS12M0□
8極M12コネクタ:LPS12MA□
重量約6.8kg(日射計+支柱+遮蔽リング)
水準調整器精度<0.2°
保護等級IP67
MTBF>10年
ISO9060:2018準拠仕様
クラススペクトラリーフラットクラスB
応答時間(95%)<10秒
ゼロオフセット
a)対熱放射応答(200W/m²)<|±10|W/m²
b)対周囲温度変化応答(5K/h)<|±4|W/m²
c)効果a)、b)およびその他の要因を含む総オフセット<|±15|W/m²
長期非安定性(1年)<|±1|%
非直線性<|±1|%
余弦則応答<|±18|W/m²
スペクトル誤差<|±0.5|%
温度応答(-10~+40℃)<|±1.5|%
傾斜応答
<|±1|%

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