長波放射計

LPPIRG01μV出力 LPPIRG01SRS485出力

■ISO9060:2018準拠長波(赤外)計
■測定範囲-300~+300W/m²
■結露防止用シリカゲルカートリッジ内蔵(交換可能)
■長期使用に耐える堅牢な構造、M12コネクタ接続

LPPIRG01は主に気象計測分野において、長波放射(遠赤外域)の測定に使用します。測定は4.5μmを超える波長域を対象としています。
長波放射はサーモパイルの測定出力信号と長波放射計の温度から得られます。長波放射計の温度は、長波放射計に内蔵されている10kΩのNTCで測定されます。長波放射計に、上方向への赤外放射を測定するもう1台の長波放射計と、短波放射(<3μm)を測定するためのアルベドメータを加えることにより、エネルギーバランスの調査にも使用できます。
長波放射計には以下の二つのバージョンが準備されています:
● LPPIRG01: μV/(W/m²)出力
● LPPIRG01S: RS485 Modbus-RTU出力
長波放射計は、WRC(世界放射センター)で校正された基準器との屋外比較測定(少なくとも晴天の一夜間)によって得られた校正報告書と共に供給されます。

■テクニカルデータ
センササーモパイル
代表感度5~10μV /(W/m²)
インピーダンス33~45Ω
測定範囲-300~+300W/m²
視角160°
スペクトル範囲(シリコンウィンドウ透過)5.5~45.0μm(50%)
動作温度-40~+80℃
外形寸法取扱説明書をご参照下さい。
出力LPPIRG01:μV /(W/m²)、LPPIRG01S:RS485 Modbus-RTU
供給電源DC5~30V(LPPIRG01S)
接続8極M12コネクタ
重量約0.9kg
水準器精度<0.1°
保護等級IP67
MTBF>10年
ISO9060:2018準拠仕様:
応答時間(95%)<28秒
ゼロオフセット対室温変化(5K/h)応答<|±4|W/m²
長期非安定性(1年)<|±1.5|%
非直線性<|±1|%
スペクトル選択性<|±5|%
温度応答<3%
傾斜応答<|±2|%

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