放射収支計

LPNET07放射収支計

■近赤外から遠赤外までのスペクトル域で放射収支を高精度に測定
■高感度出力10μV/(W/m²)(代表値)
■過酷な環境条件での使用にも耐える堅牢な筐体設計
■屋外のみならず屋内放射温度の測定にも使用可能(ISO7726)
■微電圧出力を標準信号に変換する信号増幅変換器(オプション)も準備

放射収支計LPNET07は受感面で受けた近紫外から遠赤外までの放射収支を測定します。放射収支は、放射収支計の上面を照射する放射と下面を照射する放射の差として定義されます。上に向いた面では直達太陽放射、拡散太陽放射と天空(雲)から放射された長波長放射を測定し、下に向いた面では地面に反射した太陽放射(アルベド)に加えて、地球から放射された長波長放射を測定します。LPNET07は丈夫な構造で、いかなる天候条件においても屋外で使用できるよう設計されており、長期測定において高い信頼性を有しています。気象学におけるエネルギー収支測定のための使用に加え、LPNET07は屋内放射温度の測定にも使用できます(ISO7726)。

■テクニカルデータ

センササーモパイル
代表感度 ※110μV/(W/m²)
インピーダンス2~4Ω
測定範囲±2000W/m²
スペクトル範囲0.2~100.0μm
動作温度-40~+80℃
重量約0.35kg
応答時間<60秒
視野角上面センサ180°
下面センサ180°

※1: 記載の感度は“代表感度”であり、放射収支計の出力には個体差があります。

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