日照時間センサ

LPSD18.1RS485+接点出力 LPSD18.2RS485+アナログ電圧+デジタル電圧出力 LPSD18.3SDI-12出力+接点出力

■WMO定義のしきい値120W/m²による日照時間測定
■RS485、電圧アナログ、電圧デジタル、SDI-12、接点出力

日照時間センサLPSD18は日照の状態と時間を測定します。WMO(世界気象機関)は日照時間を、直達太陽放射が120W/m²を超えている時間の長さと定義しています。
LPSD18は特定の位置に配置されたフォトダイオード列で測定を行います。これにより、どのような気象条件下でも正確な放射測定が得られます。この方法は機械的可動部品がないため、高い測定信頼性を保証します。
LPSD18は、WMO要求に準じて太陽の在否を表示するのみならず、直達放射(SRD)を測定します。従って、この日照時間センサは、太陽追尾装置との組合せで、ローコストの直達日射計としても使用できます。

LPSD18には出力タイプの違いにより、3つのバージョンがあります:

  • LPSD18.1 RS485 Modbus-RTU出力および無電圧接点出力(閉=SRD≧120W/m²、開=SRD<120W/m²)
  • LPSD18.2 RS485 Modbus-RTU出力、アナログ電圧出力DC0~1V(直達放射0~2000W/m²に相当)およびデジタル電圧出力(出力1V=SRD≧120W/m²、出力0V=SRD<120W/m²)
  • LPSD18.3 SDI-12出力および無電圧接点出力(閉=SRD≧120W/m²、開=SRD<120W/m²)

日照時間センサLPSD18は、別電源駆動、絶縁タイプのヒータ素子を備えており、受感素子のあるガラス筒表面の結露を防ぎます。厳しい気象条件下で使用する場合、上記の3つのバージョン何れにも装備できる追加ヒータ素子がオプションで準備されており(オプション“R”)、氷結や積雪を防ぎます。LPSD18は年間を通じて位置調整をする必要がなく、マストや適切な取付けベースに取付けることができます。
農学(農業科学)、作物の生育、太陽光発電における性能評価、ビルオートメーションにおけるブラインドやシャッターの自動開閉その他、太陽光の在否をモニタする必要のある様々な用途に使用できます。

■テクニカルデータ
受感素子シリコンフォトダイオード×16
スペクトル範囲360~1100nm
直達放射(SRD)測定範囲0~2000W/m²
直達放射測定精度月間合計において90%超
日照時間センサ測定精度月間合計において90%超
応答時間<1ms
しきい値120W/m²
日照時間分解能1秒
本体供給電源・消費電流DC7~30V、5mA(12Vにて)
ヒータシステム供給電源DC12~15V
結露防止ヒータ消費電力1W(12Vにて)
氷結防止ヒータ消費電力5W(12Vにて)
内部温度<6℃でON、>10℃でOFF
内部温度測定範囲-40~+80℃
内部温度測定精度±0.5℃
動作温度-40~+80℃
重量約0.9kg
保護等級IP66
出力LPSD18.1・RS485 Modbus-RTU
・絶縁接点
(閉=SRD≧120W/m²、開=SRD<120W/m²)
LPSD18.2・RS485 Modbus-RTU
・アナログ出力DC0~1V(0~2000W/m²)
・デジタル出力0~1V
(1V=SRD≧120W/m²、0V=SRD<120W/m²)
LPSD18.3・SDI-12
・絶縁接点
(閉=SRD≧120W/m²、開=SRD<120W/m²)

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