デルタオーム社製品・校正サービスは
日本で唯一株式会社サカキコーポレーションが提供します。

圧縮空気は様々な分野、目的で使用されており、多くの場合、低湿度レベルの圧縮空気が要求されます。そのため、システムを循環する圧縮空気中の水蒸気の露点温度（DP）を知る必要があります。プローブHP480はこの露点温度計測を目的として設計されています。圧縮空気分配システムの水分制御のための露点計測は多くの利点をもたらします。

• 金属製パイプの腐食防止。
  
• 低温エリアでは、詰まりの原因となるパイプ内の氷結を防止します。
• 医療用のプラントではバクテリアの増殖を防ぎます。
• 空圧機器の可動部の適切な潤滑化によるメンテコストの低減
• 空気接触製品、例えばペレット乾燥工程の製品の品質向上。

HP480の取付け：
当プローブはどのような方向にも取付け可能です。圧縮空気ラインへはネジ式コネクタまたはクイックジョイントを使用して接続できます。接続は圧縮空気システムを停止させることなく、簡単に手早く行えます。プローブにはイタリア、ドイツ、米国規格の3種類の異なる1/4"ネジカップリングが標準付属しています。また、プローブはすべて焼結スチール製のフィルタ、ステンレススチール製測定チャンバーおよびエアフロー制御弁を備えています。これらのプローブは、ISO8573-1規格のクラス3までの露点の圧縮空気の測定に適しています。

HP481の取付け：
HP481はインライン取付けに適した温度・湿度複合プローブです。加圧または真空引きが必要なパイプ内の測定に使用できます。システムへの接続用として、G1/2”のネジが施されており、取付けの方向は選びません。プローブには焼結スチールのフィルタが備わっています。