太陽光発電向け全天日射計・気温計・信号変換器
太陽光発電は、地球温暖化やエネルギー問題に対する対策である再生可能エネルギーのなかで主要な位置を占める電力源です。FIT(固定価格買取制度)の終息後、太陽光発電の新規導入が低減した感はありますが、近年、自家消費やオンサイト/オフサイトPPAのビジネスモデルを背景に、クリーンな分散型電源として、今後のさらなる拡大が求められています。
サカキコーポレーションでは、NEDO「太陽光発電(新技術等)フィールドテスト事業」や、学校のエコ改修を目的とした「スクールニューディール」などの施策による太陽光発電の普及に合せて、産業・公共用太陽光発電の計測システムを構成する全天日射計(ISO9060準拠)や気温計、パネル温度計、信号変換器、風速計などを20年にわたって提供しています。 ※センセカ社は、ユーザーの測定データをアップロードし、ビジュアライズできる無償のクラウドサービスを提供しています。
クラスC全天日射計
LPS03P0(旧LPPYRA03)新設計、ISO9060:2018準拠スペクトラリーフラットクラスCの全天日射計です。従来モデル(旧LPPYRA03)は産業・公共用PVシステムにおける標準日射計として3万台を超える圧倒的な納入実績を誇っています。μV出力の他、4~20mA、DC0~1V/5V/10V、RS485 Modbus-RTU出力を単独または組合わせて出力できる機種もあります。 詳細はこちら
クラスB全天日射計
LPS020P0 (旧LPPYRA02)新設計、ISO9060:2018準拠スペクトラリーフラットクラスBの全天日射計です。二重ガラスドームの堅牢な構造で、より高い測定精度が求められるメガソーラーPVシステムに数多く採用されています。μV出力の他、アナログ、デジタル出力のオプションがあり、RS485出力モデルはメンテナンス性を高める内部診断センサを内蔵しています。 詳細はこちら
クラスA全天日射計
LPS100P0 (旧LPPYRA10)一般に使用される全天日射計としては最上級、高精度、高応答、内部診断センサ搭載の、ISO9060:2018準拠スペクトラリーフラットクラスAの全天日射計です。μV出力の他、4~20mA、DC0~1V/5V/10V、RS485 Modbus-RTU出力を単独または組合わせて出力できる機種もあります。基準器として長期間にわたる信頼性の高い測定が可能です。 詳細はこちら
強制通風・ヒータユニット VUP12
強制通風・ヒータユニットは、収納した全天日射計や夜間放射計などの動作温度を一定にし、太陽放射の測定精度を向上させます。強制通風ファンと2系統のヒータにより、過酷な気象条件下でも測定器の動作温度を一定に保ち、露、霜、積雪、氷結を防止して、測定精度・信頼性を維持します。全天日射計LPS02およびLPS10に使用できます。 詳細はこちら
ポータブル日射計 HD2102.2 + LP471PYRA03.5
日射量の直読、データロギングが可能なポータブル日射計。太陽光発電所建設前のアセスメントデータの取得、設置後の検証・評価に好適です。太陽光発電システムに使用される全天日射計をそのままプローブとして接続するため、シリコンPDなどを測定素子とする簡易日射プローブと異なり、測定特性・測定結果にほぼ完全な整合性があります。 詳細はこちら
シリコンPD全天日射計 LPSILICON-PYRA04
測定波長400~1100nmのシリコンフォトダイオードを使用した、測定範囲0~1400W/m2、代表感度20μV(W/m2)、 応答時間<0.5秒の日射計です。ディフューザと特別な受光面設計により、余弦則に準じる180°の視野角を実現しています。オプションで水準器付のベースフランジが準備されており、標準ケーブル長は5mです。 詳細はこちら
クラスCアルベドメータ LPS060P0
アルベドメータは上下一組の全天日射計で構成され、天空に向けられた日射計は入射全天日射を、地表に向けられた日射計は地表から反射される全天日射量を測定します。アルベドは入射全天放射と、地表に反射される反射全天放射の差から正味放射量を計算します。LPS060P0はISO9060:2018・WMO準拠クラスCアルベドメータです。 詳細はこちら
気温計 HD9008.T7AC/.T7S/.03
任意の温度範囲に対するスケーリングが可能な4~20mA出力、太陽光発電用途において汎用的なRS485 Modbus-RTU出力、3線式クラスAのPt100直接出力の3タイプを取り揃えた太陽光発電計測用に最適な気温計です。何れの機種も紫外線や風雨から気温計を保護する高耐候性自然通風シェルターHD9007A-1に収納して使用します。 詳細はこちら
パネル表面(裏面)温度計
TN-47615(T熱電対)、HYM(クラスA・Pt100)TN-47615は許容差JISクラス2のシート型T熱電対(使用温度範囲-100~+200℃)で、標準導線長は10m(補償導線にて10m単位の延長可能)です。HYMはJISクラスAのPt100(使用温度範囲-50~+100℃)を使用したパネル温度計で、標準ケーブル長は10m(10m単位で延長可能)。何れも応答性、精度の高い表面温度測定が可能です。 詳細はこちら
Webサーバ内蔵データロガー
HD50GHWebサーバ内蔵データロガーHD50GHは固有のIPアドレス(固定/動的)をもち、Wi-Fiまたはイーサネットのインターフェースでローカルネットワークに接続できます。入力には全天日射計、気温計、パネル温度計その他の多様なセンサが接続できます。専有プロトコルとModbus TCP/IPの二つの通信プロトコルを同時に使用することができます。 詳細はこちら
気象信号変換箱 SC-TD
気象信号変換箱SC-TDは日射計、気温計、表面温度計その他センサからの出力を受信し、DC4~20mAやRS485信号などに変換し出力します。日射計の個体感度に対するスケーリングも可能です。入・出力は電気的に絶縁されおり、短絡など電気的なトラブルの心配がありません。ご指定のカスタム仕様品を低価格、短納期でお届けします。 詳細はこちら
気象信号変換箱
DEA485 / DEA420.2太陽光発電サイトにおける計測要素である日射量(電圧)、気温(測温抵抗値/T熱電対)、風速(周波数)などのアナログ入力信号を、DEA485はRS485 Modbus‐RTUに、DEA420.2はDC4~20mA(4出力)に変換して出力する、コンパクトな信号変換器です。保護等級IP65、供給電源はDC9~30V、AC100Vの2種類を準備しています。 詳細はこちら
(LSIラステムHP)2次元超音波風向風速計
HD53LSシリーズ風速測定範囲0~50m/s、風向測定範囲0~360°のローコスト超音波風向風速計です。低消費電力設計により太陽光パネル+蓄電池での駆動が可能です。磁気コンパスを内蔵しており、風速、風向、デカルト座標U-V、瞬間風速(RS485出力モデルのみ)を測定します。アナログ(電流/電圧×2出力)またはRS485 Modbus-RTU出力の2機種です。 詳細はこちら
三杯式風速計 DNA202.1
コンパクトタイプ風速センサDNA202.1は、測定範囲0~75m/s(起動風速0.5m/s)、リードリレーセンサのローコスト風速計です。耐久性の高いアルマイト(本体)とLuranR(風杯)を使用し、軽量、コンパクトサイズながら信頼性が高く、太陽光発電サイトや風力発電サイト、風況調査などで長期にわたる信頼性の高い風速測定が可能です。 詳細はこちら
(LSIラステムHP)無線PV計測 HD35シリーズ日射計
920MHZ帯無線通信を採用したHD35シリーズ日射計は無線データ送信・ロギングシステムです。電池駆動で気温、湿度、気圧、日射、風速、雨量その他の気象要素を測定し、測定データを無線送信すると同時に、子機内で長期データロギングを行えるため、データ損失がありません。アクセスポイントと上位の通信はUSB、USB+RS485、USB+Wi-Fi+イーサネットから選択でき、日射計を含む気象システムの構築が極めて容易に行えます。 詳細はこちら
ソーラーパネル点検装置
ソラメンテシリーズ太陽電池パネルの出力低下などの故障を発見する検査器です。故障ストリングの有無を調べる1次検査用のストリングチェッカー[ソラメンテ-Z](SZ-1000またはSZ-200)と、この測定結果に基づいてクラスタ故障パネルの位置を特定するソーラーパネルチェッカー[ソラメンテ-iS](SI-200)で構成されています。全パネルをチェックすることなく、短時間でクラスタ故障パネルの位置を特定できるのが特長です。 詳細はこちら
ストリングトレーサ SPST-B-1000
太陽電池モジュールの異常ストリングを特定する検査器です。施工時や定期点検時にモジュールを良否判定することで、点検が効率よく行えます。複数ストリングのI-V特性の連続測定が可能で、最大4ストリング分の測定結果を同一グラフ上に表示させ、ストリング間の相対比較による異常判定を簡単に行うことができます。また、最大2ストリングのI-V特性を同時測定できるため、日射変動の影響を受けない同一条件での測定が可能です。 詳細はこちら
コンパクトサーモグラフィカメラ
FLIR C5ソーラーパネルの定期的な保全検査に役立つサーモグラフィカメラです。コンパクトボディながら、解像度160×120のサーモグラフィカメラ、5メガピクセルのデジタルカメラ、LEDフラッシュライトや3.5インチタッチスクリーンなど、現場での迅速かつ的確な検査を可能にする機能が満載です。撮影した画像を直接クラウドへアップロードして画像を直ちに顧客と共有することや、修理内容を記録した報告書の作成も可能です。 詳細はこちら