親機(アクセスポイント)、35mmDINレール取付け用USB、イーサネットおよびRS485 Modbus-RTUプロトコル出力
HD35APR
親機は、測定サイト内に設置されたネットワークデータロガーとPC/PLCのインターフェースとして働きます。リモートデータロガーが取得したデータを無線で受信し、次の何れかの方法でPC/PLCと通信します:
- USB出力
- RS485出力Modbus-RTUプロトコル
- イーサネットローカルネットワーク(専用TCP/IP又はModbus-TCP/IPプロトコル)
USB接続にはドライバーのインストールは不要です。RS485 Modbus-RTUまたはイーサネットModbus-RTUモードでは、親機は、PC/PLCからネットワークデバイスへの、Modbusコマンド送信に対するマルチプレクサとして動作します。
イーサネットLANに接続することにより、アラームEメールやデータをEメールまたはFTP経由で送信が可能です。
電源は外部電源DC8~30V。
PCが接続されていないときは、内蔵メモリがデータロガーから受信した測定データの保存を可能にします(メモリは循環モードで管理され、メモリが飽和すると、一番古いデータは新しいデータで上書きされます)。
内蔵ブザーによる可聴アラームは、ソフトウエアHD35AP-S(本サイトよりダウンロード可能)で設定。
取付けは35mmDINレールへの装着。
テクニカルデータ
無線周波数 | J = E = U = 915.9~929.7MHz(日本) 868MHz(欧州) 902~928MHz(米国およびカナダ) 無線周波数は設置する国によって異なります。 ご注文時要指定。 |
送信距離 | 開放空間にて: 内部アンテナ付データロガーに対して300m(E, J)/ 180m(U) 外部アンテナ付リピータやデータロガーに対して>500m(E, J, U) (送信距離は、障害物や悪天候により減少することがあります。) |
電源供給 | DC8~30V |
消費電力 | DC24Vにて40mA |
USB出力 | あり:Mini-USBコネクタ付(CP31ケーブル) |
RS485出力 | あり:RS485 Modbus-RTUプロトコル |
イーサネット接続 | あり:専用TCP/IP または Modbus-TCP/IPプロトコル |
Wi-Fi接続 | なし |
4G接続 | なし |
動作条件 | -10~+60℃/0~85%RH 結露なきこと |
外形寸法 | 90×53×69mm(アンテナ含まず) |
重量 | 約200g |
ハウジング材質 | プラスチック |